カンボジア不動産投資

郊外が一年で都市化する国、
カンボジア

送金に制限は無いのか?カンボジアの外国為替法について簡潔に解説

2024.05.09

カンボジア不動産に投資をする場合は日本からお金を送金する必要がありますよね。
また、カンボジアで得た利益を日本に送る場合もあると思います。

そこで心配になるのが日本⇄カンボジアの送金事情です。

日本の銀行からの送金をカンボジア側に拒否されたり、カンボジアから日本に送金ができないとなると困ってしまいます。

そこで、今回はカンボジアと日本の送金についてわかりやすく解説していきます。

カンボジアの外国為替法

1997年9月に制定された「外国為替法」では、認可された金融機関(銀行)を介して送金が行われる場合は、海外からカンボジアへの送金、またはカンボジアからの資本または利益の送金に制限は無いとされています。
※認可銀行は100,000米ドル以上の外国為替業務を行う場合は中央銀行への報告義務があります。

送金にあたっては適切な書類(請求書や契約書)を準備する必要がありますが、現時点(2024年5月時点)で書類が揃っているのにも関わらず不動産購入のための資金が海外送金できないという事例は耳にしたことがありません。

【注意!!】

カンボジアでは仮想通貨(暗号資産)に関して規制があるので、仮想通貨の売買で得た利益をカンボジアに送金することは現時点では原則禁止されています。

カンボジアに銀行口座を持っていなくても海外送金にて不動産を購入することはできます。
しかし、口座を開設しておくことで家賃収入等の利益を日本へ送金する手間なく、高金利で運用できるので、不動産を購入する前もしくは購入と同時に銀行口座の開設を済ませておくことを推奨しています。

投資で得た利益を日本で使うには

カンボジア不動産投資で得た利益をどのように日本で使えばいいかイメージしづらと思います。

得た利益をいちいち日本に送金していたら手数料がバカにならないですし、少額でいいからカンボジアのお金を日本で使いたい時もあると思います。

そんな時には、銀行発行のデビットカードの利用をお勧めします。

【アクレダ銀行デビットカードの場合】

・セブン銀行、ゆうちょ銀行のATMでカンボジアの口座から直接日本円を引き出せる
・日本のお買い物でカード決済可能(VISA,Master,JCB)
・日本から書類郵送で口座開設が可能
・アクレダ銀行は国内最大手で上場企業なので安心感がある
・米ドルでの定期預金金利が最大5.5%(2024年5月時点)

海外送金するよりも手数料がお得で少額から利用できるのでとても便利です。
また、セブン銀行のATMであれば無料で残高確認もできますので安心です。

最後に

大切なお金をカンボジアへ送金するので、しっかりと現地の規制や法律を知り、納得した上でお金を送金して投資を行っていただければと思います。

カンボジアという国は変化の早い国です。
送金事情に変化があった場合はできるだけ早く情報を更新していきますので、ぜひ当社コラム記事を定期的に読んでいただければと思います。

分からないことや不安なことがありましたら、いつでも気軽にご相談ください。

それではまた。

参考記事:「カンボジ屋さん」

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